内視鏡検査を浜松で受ける人へ:内視鏡検査とは

赤十字
人は、よほど健康に気を使って生きていない限り、30後半に体のあちこちに不調が現れます。
多少の不調なら良いですが、場合によっては大腸がんのような取り返しのつかない病気を発症している恐れがあります。
こうした重病は切り傷や風邪と違い、自覚症状が現れる頃には深刻な事態となっていることが多く、最悪取り返しのつかないことになりかねません。
それを防ぐことができるのが、内視鏡検査です。
内視鏡検査を浜松で行おうか悩んでいる人のために、メリットや基礎知識をお話しましょう。

内視鏡検査とは

内視鏡検査というのは、わかりやすくいえば胃カメラの「ようなもの」です。
人の口、あるいは鼻から先端にカメラを取り付けたチューブを通し、内臓を検査する方法です。
直接確認できるのでレントゲンやCTスキャンよりもより正確に情報を把握できる検査方法であり、より確実な治療を行うことができます。

胃カメラと聞くと、吐きそうなくらい気持ち悪い思いを思想という考えを持つ人がいますが、近年は医療費術の進歩により、次第にこうした不快感は減りつつあります。
昔よりも小型のカメラやチューブで、より高画質で確認できるようになっているため、安全性や快適性は昔の比ではありません。

具体的に胃カメラとどう違うのかは、別の機会にお話しましょう。

内視鏡検査を受ける前に:食事

浜松で内視鏡検査を受ける場合、どんなことに気をつければよいかをお話しましょう。
浜松のクリニックでも説明を受けるでしょうが、前日からの食事は大きな制限を受けます。
内視鏡検査で腸内の確認をするとき、未消化のため簿もがあると正確な検査ができなくなるからです。

基本的に、消化に悪い、胃に長く残りそうなものはNGです。
こう聞くと、油ものはNGに思えるかもしれませんが、実際には問題ありません。
浜松はもちろん全国の内視鏡検査で避けるべき食べ物は、食物繊維です。

少々汚い話になりますが、とうもろこしやひじきなどを食べた翌日にトイレで用を足すと、未消化のものが便に混じっていないでしょうか。
アレは、食物繊維が豊富で消化されにくかったから起きる現象です。

また、問題ないからといって大量に食べるのはNGです。
浜松で内視鏡検査を受けるときは、消化に良いもの少量程度にとどめておき、検査当日は検査が終わるまで食事を取らないことをおすすめします。
なお、消化に良いといわれる大根おろしですが、大根そのものは消化されにくいため、柔らかく煮込んだもの以外はおすすめできません。

内視鏡検査を受けられるクリニック

浜松で内視鏡検査を受ける場合、どこのクリニックに行けばよいのかわからないという人がいるかも知れません。

浜松で内視鏡検査を受けたいのであれば、基本的に大きな病院に行くのが一番手っ取り早いです。
浜松でいえば浜松医療センターや浜松医科大学医学部附属病院、聖隷浜松病院などが代表です。

また、そこ以外にも人間ドックを行っている病院が最寄りにあれば、そこで内視鏡検査を受けることができます。
基本的に消化器内科や胃腸内科、内視鏡内科があるクリニックなら内視鏡検査のための設備は整っているため、最寄りに該当する病院がないかネットで調べてみましょう。

内視鏡検査は、自覚症状があってその症状の診断のために行なうのであれば保険が適用されますが、健康診断が目的の場合、保険は適用外となります。
そのため、費用がかかるため、内視鏡検査を進んで行なう人は殆どいません。

しかし、上でも紹介したように、命に関わる病気の中には自覚症状が出る頃には深刻な状態になっていることが多いので、不安になったら一度受けることをおすすめします。

内視鏡検査で判明する重大な症状は、進行速度が遅いものが多く、一度診察を受けたらあとはしばらく受ける必要はありません。
むしろ、治療で莫大な費用が発生する恐れもありますし、命に関わるかもしれません。
そのため、将来の安全と健康のためにも、一度は浜松で内視鏡検査を受けることをおすすめします。